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卵のコレステロールは善・悪どっち?取り過ぎ不健康は嘘?適切量は?

投稿日:2017年10月1日 更新日:

卵っておいしいですよね。卵かけごはん、卵焼き、オムライスと、ついつい1日に何個でも食べてしまう卵。でも、昔から卵は高コレステロールだから食べ過ぎちゃダメよ!なんて母親から言われたものです。

今回は、みんな大好き卵についての正しい情報をお伝えしたいと思います。

 

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卵のコレステロールは善・悪どっち?

そもそもコレステロールとは何かといいますと、実は中性脂肪と同じで体内の脂質の一種です。(あぶらといってもいいでしょう)そしてそれは体にとって、とても重要な役割があります。

実はコレステロールは、体内で生成されるいろんなものの材料としての役割があります。例えば、細胞膜だったりとか、ホルモンだったりとか、消化液だったりの材料として使われています。

1日に必要とされているコレステロールの量は大体1~2グラムとされていますが、そのほとんどが体内で生成されており、残りの2~3割ぐらいが食事から摂取したものとされています。

では、善玉コレステロールと悪玉コレステロールとは何か?ということなんですが、実はコレステロールに良いも悪いもありません。その役割の違いにより名前がわけられているのです。

 

〇善玉コレステロール
(別名:HDLコレステロール)
HDLコレステロールは、回収役としての働きがあります。血中に残ったコレステロールを回収して肝臓に運びます。回収されたものは消化液の材料になったり、余分なものは排出されたりします。

●悪玉コレステロール
(別名:LDLコレステロール)
LDLコレステロールは、コレステロールの運搬役としての働きがあります。全身に巡らせるのがLDLコレステロールの仕事です。ただ、血液中のコレステロールの量が増えてくると、使われなったものは残ってしまい、これが皆さんご存知の動脈硬化の原因になるとされています。

 

それを踏まえて、卵に含まれるコレステロールは善・悪どっちが多いのか?ということなんですが、結論はわかりません。

しかし、この話にはまだ続きがあります。卵にはレシチンという成分が含まれています。このレシチンがめちゃくちゃ重要でして。レシチンは、HDLを増加させて、コレステロールを低下させる働きがあります!ということなんです。

つまり、仮に卵には悪玉コレステロールが多く含まれていようが、そんなことはレシチンがいるので関係ないのです。レシチンが善玉コレステロールを増やしてくれますので、結果的にHDL(善玉コレステロール)が圧倒的に増えるのです。

これなら安心して卵を食べられますね。

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卵のコレステロール取り過ぎ不健康は嘘?

卵とコレステロールの話になるときまって、食べ過ぎると病気になるとか、取り過ぎは不健康だから適度になどと言われますが、実際のところはどうなんでしょうか?

卵は高コレステロールだから食べ過ぎは・・・というのは大昔に行われた実験のなごりだと言われています。

 

1900年代のはじめ頃、ロシアでとある実験が行われました。それがウサギによるコレステロール実験でした。コレステロールを多く含むエサを食べたウサギがやがて動脈硬化を起こし、息を引き取るというものでした。コレステロールの取り過ぎは禁物やね!となるのでした。

で、この実験には続きがって、実はウサギは草食動物なので動物性の脂を分解することが出来ないことが後に発覚します。数年後に犬や猫に同じ実験をしたところ、特に異常はみられませんでした。犬や猫は肉食動物なので脂を分解することができるのでした。つまり前提が間違っていたことがわかるのですが、その実験結果を報道したのですが、なぜかそれは世に広まることはなく、一番最初の実験結果だけが世に広まりこんにちにいたるというわけです。

 

これでお分かりだと思いますが、人間も肉食動物なので、コレステロールを多く摂取しても特に問題はありません。卵をいっぱい食べたところで動脈硬化になったりすることはないのです。

つまりコレステロールの取り過ぎは病気の素や不健康といった考えが嘘だということがわかります。まあ、嘘というか間違った考えだったというべきでしょうか。

1900年代のはじめ頃といいますと、スマホやPCはもちろんなかったでしょうし、テレビやラジオがあったかもあやしいぐらいの時代です。存在はしていたかもしれませんが、世に広まってはなかったのではないでしょうか。そうなってくると、実験結果を広めたのは新聞やウワサ等ではないでしょうか。

一度「卵ヤバイね」というウワサが広まると、それが世の中に知れ渡り常識になり、そのあと「あの実験は無効でしたわ!」といったところで、その声はみんなに届かない。今みたいに情報の伝達手段がないと、間違った情報が一度世に出てしまえば、それがみんなの常識となる。怖い時代ですね。

 

 

卵のコレステロールの適切量は?

卵のコレステロールは、どんだけ摂取しても大丈夫なことは前の章でお伝えしました。

では、1日何個までだったら卵を食べても大丈夫なのか?ということなんですが、私の見解では1日2~3個に留めておいたほうが良いという結論にいたりました。

なぜ、1日2~3個までにしておいたほうがいいのか?ということですが、単純に卵はコレステロールが多く含まれた食材であることには間違いありませんので、食べ過ぎるとカロリーの取り過ぎになるということです。コレステロール=あぶらですので、取り過ぎてしまうとどういうことになるかは想像がつきますよね?

そんな感じで、私が推奨する1日の摂取量は2~3個までです。毎食に1個程度ですかね。オムライス等で1回に2~3個食べる時には、そのほかの食事では控えた方がいいかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

卵は高コレステロールだから卵を2~3個つかうオムライスはめっちゃ体に悪いんじゃないか。という罪悪感を感じつつ食べてた方もいたかもしれませんが、コレステロールという観点からは、問題ないということがわかったと思います。

卵料理は最高です。

ただ、その反面、カロリーが高い食材になりますので摂取量は適度にするということを気を付けていきたいですね。

 

 

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