今年もインフルエンザが流行するシーズンがやってきました。
朝起きたら、頭が痛く体がだるい。関節が痛く「風邪かも」そう思ったら黄色信号。もしかしたらインフルエンザかもしれません。
今回は最新のインフルエンザウイルスの症状や潜伏期間についてお伝えします。
インフルエンザ2018年の傾向は?
毎年インフルエンザは、その感染力の強さで、集団生活の中で猛威を振るい、一瞬で流行してしまう感染症です。一人でも患者がいれば瞬く間に感染が拡大していく驚異の感染力です。
さて2018年のインフルエンザは何型が流行るのでしょうか?ここ最近ではホンコンA型という名前をよく聞く気がしますが。
2017/18 シーズン インフルエンザワクチン株
2017/2018冬シーズン
〇A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
〇A/Hong Kong(香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)
〇B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
〇B/Texas(テキサス)/2/2013(ビクトリア系統)引用元:国立感染症研究所
今年もやっぱりホンコンA型がいますね。主にAとBに分かれるようですね。H〇〇型のような名前も聞いたことありますが。今年は、これらのウイルスが主流になりそうです。
感染しても重症になりくい、ワクチンを打っておくことをおすすめします。例年ですと10月末からワクチン注射ができますので、インフルエンザになる前に予防しておくことをおすすめします。
インフルエンザの症状は?
今年のインフルエンザは喉からいっきに来るね!とか毎年話題になるインフルエンザの初期症状ですが、どんな傾向にあるのでしょうか?
インフルエンザの症状をまとめました。
症状
〇高熱(こうねつ)
〇頭痛(ずつう)
〇悪寒(おかん)
〇咳(せき)
〇鼻水(はなみず)
〇嘔吐(おうと)
〇下痢(げり)
〇筋肉痛(きんにくつう)
〇関節痛(かんせつつう)
などがあります。
重症になると、けいれんを起こしたり高熱が下がらなかったりしますので、少しでも疑いある場合にはすぐに医者にかかることをおすすめいたします。
インフルエンザの潜伏期間は?
人により差はあるインフルエンザの潜伏期間ですが、一般的には1日~3日と言われています。
初期の段階では、軽い咳や鼻水があり、「あれ?風邪かな?」と思っているといっきに高熱になるパターンが多いといわれています。熱が出ると、いっきに悪寒がして、真夏でも毛布にグルグルとくるまってもガクガク震えるぐらいの寒気に襲われます。そして、高熱は2~3日すれば自然に下がっていきます。この間は、とにかく薬を飲んで安静にして、ジッと耐えるしかないですね。
無理に「栄養を取らなきゃ」って、食べたくもないものを口にすると嘔吐してしまい体力を消耗してしまうので、水分をとって安静にしていれば、食べなくても大丈夫です。食欲があればもちろん食べてもらっても大丈夫ですが、お風呂などは体力を著しく消耗するので避けた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
インフルエンザは、感染した人のクシャミなどで飛沫感染することが多いと言われていますので、外出時にはマスクを着用した方が良さそうですね。
また、当たり前のことですが、外から帰って来たときには手洗いとうがいを徹底していれば、かなりの確率で予防できると思います。
みんなが触るような、ドアノブ、てすり、ボタンなどを触った手で鼻を触ったりしないように気を付けましょう。
あと、意外と見落としがちなのがスマートフォンです。結構、ベタベタ触っていることが多いスマホですので、インフルエンザウイルスが付着している可能性があります。スマホも定期的に消毒するなどしてキレイにしておきましょう。